第50話「連戦」

戦場でラインハルトを倒せば帝国軍は瓦解すると考えたヤンは、同盟領内で大がかりなゲリラ戦を行い、帝国の各将を次々と打ち破る。シュタインメッツ、レンネンカンプ、ワーレン・・・相次ぐ敗戦の報にラインハルトの怒りは頂点に達した。ヤンの思惑を見越しているラインハルトは、我が身を囮としてヤンをおびき寄せ、後に味方を反転させてヤン艦隊を包囲するという作戦をとる。更にはもう一つ、彼には勝利を確信する秘策があった。

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声・・・堀勝之助(機動戦士ガンダム特別編のレビル将軍、アランドロン・ハリソンフォード・ロバートデニーロの吹き替えなど)

ラインハルトが元帥府を開設した当初より従う古参の提督。同盟軍の帝国領侵攻作戦の折ボルンソン星系でボロディン中将指揮の第十二艦隊を急襲。旗艦と護衛艦、わずか8隻になるまで撃ち減らす。アムリッツァ会戦ではキルヒアイス率いる別働隊として、ワーレンと共に同盟艦隊の背後を衝く働きを見せる。リップシュタット戦役では引き続きワーレンと共にキルヒアイスの指揮の下、辺境制圧に従事した。ラインハルトが帝国の支配権を獲得すると大将に昇進。ラグナロック作戦ではロイエンタールの指揮の下、イゼルローン攻略戦に参加するなど、主に別働隊の副将として活躍する。この時は、不和になりがちなロイエンタールとレンネンカンプの間を取り持った。

ラグナロック作戦以後はイゼルローン要塞の防衛を任される。ローエングラム王朝時に上級大将に昇進。ヤンが立案したイゼルローン再奪取作戦で敗退、要塞を失う。降格は無かったがフェザーン防衛司令部司令官に左遷される。

フェザーンでの爆弾テロで負傷する。それに関連したラングの動向に不安を感じ、ケスラーにラングの危険性を告げて調査を要請する。新帝国首都がフェザーンに遷都されるに伴い司令官職は帝都防衛司令官のケスラーに移り無任所となる。ケスラーの調査が仕上がる前にラインハルトが新領土行幸を発令、無任所である事と妹に会いに行くことを口実に随員となりフェザーンを離れる。旧同盟領・ガンダルヴァ星系の惑星ウルヴァシーで襲撃されたラインハルト達を逃がす為に一人盾となり銃撃戦を繰り広げるが衆寡敵せず死亡した(ウルヴァシー事件)。