第103話「コズミック・モザイク」

 

イゼルローン軍の勝利は旧同盟領全土に伝えられ、市民たちは熱狂する。病床のラインハルトはオーベルシュタインに、ビッテンフェルトとミュラーを指揮してハイネセンに赴き、治安回復にあたるように命じた。オーベルシュタインは旧同盟政府関係者を次々と拘引し、彼らを人質としてイゼルローン要塞の無血開城をはかろうとする。正面からの艦隊決戦を主張とするビッテンフェルトは、彼と激しく対立し・・・。事態は思わぬ方向に進んでいく。

 

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声・・・なし

登場時の階級は30代にして中将。ダゴン星域会戦における同盟軍の総司令官。旗艦はサンタイザベル。好色で酒豪で大食漢。関係した女性の数は4桁に上ると言われる強者。毒舌家で、お世辞にも人格者とは言い難く、同僚からも総司令官就任に対し不平不満のオンパレード状態であった(評議会議長らが彼らを連日なだめなければ、継戦意欲を失ったかもしれないとまで言われる)。しかしこと用兵にかけては天才的な人物で、ユースフ・トパロウルと共にダゴン星域の会戦で帝国軍を包囲撃破した。容姿に関しては、気難しいトパロウルをして悪くない方と言わしめるほどなので、かなりの美形だったと思われる。後に元帥にまで昇進するが、同盟軍の組織の中で馴染めず、孤立し、幸福とは言えない晩年であったと言われる。
彼の容姿は静止画(写真)のみで登場する。